地球惑星科学専攻 地球科学輻合部特別講演会 日時: 2010年5月21日(金曜日)13時00分〜14時30分 場所: 京都大学理学部1号館5階563号室 題目: "Radiocarbon Dating Interdisciplinary research in action" (放射性炭素年代測定:いま先端で起こっていること) 講演者: Prof. Christopher Bronk-Ramsey(オックスフォード大学) 内容紹介: 放射性炭素年代測定の手法の基礎は今からほぼ60年前に確立されたが、その後現在にいたるまで、より精度の高い測定を目指した工夫と努力が継続中である。とくに加速器を用いた同位体の直接計数、ならびに計算機と統計モデルを駆使した測定結果の較正は、年代値の信頼度を飛躍的に向上させつつある。分析と理論の両面で世界をリードする希有な頭脳が、先端の研究について語る。 講演者 クリストファー・ブロンク=ラムジー: オックスフォード大学教授、同大学放射性炭素加速器センター所長。オックスフォード大学で物理学を専攻し、1987年同大学PhD。1999年同大学講師、2006年より現職。ベイズ統計学モデルを用いた年代較正アルゴリズムは世界的に有名。 問い合わせ先:竹村 惠二