京都大学21世紀COEプログラム 活地球圏の変動解明 アジア・オセアニアから世界への発信

KAGI21_logo

第4回KAGIシンポジウム

KAGI21公開講演会 「地球の気候の移り変わり」

日時:2006年12月2日
場所:京都大学百 周年時計台記念館

 2006年12月に開催する第4回KAGI21国際シンポジウムの一環として、参加 者の中から地球科学分野で世界的な研究者のお二人をお招きして公開講演会を行いま す。多数の皆様の参加をお待ちしております。

講演要旨

「温暖化がもたらす世界の気候変動」
真鍋 淑郎(プリンストン大学客員共同研究員・海洋研究開発機構顧問)
 もはや私たちにとって身近な日常の話題となった地球温暖化について
  • 温暖化はなぜ起こるのか
  • 温暖化の予測はどのようにするのか
  • 気候は将来どのようになるのか
上記のポイントをたどりながらわかりやすくお話いたします。
「現在の地球の気候の成立」
増田富士雄(同志社大学工学部・教授)
現在の気候が人間活動による温暖化で,将来どのように変化するか注目されています。ここでは地質時代の気候変動を紹介し、さまざまな時間スケールでの変動から現在を分析します。それによって地球の歴史の中で現在がどのような位置にあるかを知り,将来の気候変動を考えます。特に,1)恐竜時代の温暖な地球から現在の寒冷な地球への変遷,2)数万年前の激しい気候変動の原因としての太陽活動,3)将来の気候を過去との比較から探る,などの話題を紹介します。

講演会ポスター


▲page top