京都大学21世紀COEプログラム 活地球圏の変動解明 アジア・オセアニアから世界への発信

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インドネシア・ポンティアナクおける絶対重力測定

福田洋一・東 敏博

京都大学大学院理学研究科と国土交通省国土地理院は、東アジアにおける絶対重力基準網の確立を目的の一つとして、2002年から中国・インドネシア・マレーシア・台湾・タイ・フィリピンにおいて絶対重力測定を行ってきている.
今回,インドネシア国立測量及び地図調整機構との研究協力協定にもとづき,インドネシアのカリマンタン島ポンティアナクにおいて絶対重力測定を実施した。使用した絶対重力計は、京都大学所有のMicro-g Solutions 社製FG5である。測定は,ポンティアナク市内にある赤道記念館(Equator Monument)の建物内で行った.赤道記念館は,その名の通り赤道上(緯度0°)に位置しており,赤道上での最初の絶対重力測定であった.決定された絶対重力値は,今後,インドネシアにおける重力基準網の構築・強化に貢献できると期待される.

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ポンティアナクでの絶対重力測定

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赤道記念館

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