2007年9月3-8日にインドネシア・バリ島で開催され、KAGI21も開催を援助したバリ国際会議に参加した。この会議は、第2回AMY08 (Asian Monsoon Year 2008) ワークショップ、Pan-WCRP Monsoon Scoping 会議 、CEOP (Coordinated Energy and Water Cycle Observations Project) 第7回国際実行計画企画会議の3会議が同一会場で連続して開催されたものである。会議毎に参加者数や参加国の増減があるが、これらの会議は日本とインドネシアはもちろん、多いときにはロシア、東アジア、南アジア、東南アジア、西欧、南北アメリカの30カ国弱から約100名の関係者が一堂に会し、モンスーンやエネルギー・水循環に関する研究計画の議論と研究計画間の調整を行うために開催された。
私は最初の会議でインドシナ半島を対象に開発している水文気象予報システムの紹介と、アジア各国で企画されている国際・国内モンスーン関連研究計画でのモデル研究間の調整方針について発表した。また、引き続いて行われた2会議にも参加し、これら3会議において質疑討論、情報交換、研究交流を行った。