地球惑星科学専攻 地球科学輻合部特別講演会
 
日時: 2011年11月11日(金) 13:00〜14:30
場所: 京都大学理学部1号館5階566号室
 

講演題名:
 編隊型複数衛星直接観測を用いた太陽風構造に対するバウショックおよび磁気圏尾部の反応に関する研究及びオーストリアでの研究生活
 
講演者:
桂華 邦裕
 (ニュージャージー工科大学物理学部)
 
講演要旨:
 2000年に打ち上げられた欧州宇宙機関(ESA)のClusterミッションと、2007年に打ち
 上げられたアメリカNASAのTHEMISミッションでは、それぞれ4基および5基の衛星が
 地球磁気圏内を編隊飛行している。本セミナーでは、これら編隊型複数観測衛星で得
 られた直接観測データを用いた講演者の研究を紹介する。具体的なトピックは、太陽
 風動圧の急激変動に対する磁気圏尾部の応答、太陽風動圧の急激変動と地球バウショ
 ックとの相互作用、磁気圏尾部プラズマ高速流減速域のプラズマ渦、である。また、
 講演者が3年間過ごしたオーストリアでのポスドク生活の様子も紹介する。
 
問い合わせ先:
能勢 正仁